西武ライオンズの松井稼頭央監督が2024年5月26日付で休養を発表しました!
突然の休養発表に野球界では驚きの声が上がっていますね。
そんな松井稼頭央監督の休養の理由は病気なのか調べています。
その他にも解任の噂についてや監督としての成績、休養に対する本人のコメントについてもご紹介します!
この記事では
- 松井稼頭央の休養理由は病気じゃない?
- 松井稼頭央の休養/実際は解任との噂について
- 松井稼頭央の成績はどうだった?
- 松井稼頭央の休養に関する本人のコメントは?
についてまとめています!
目次
松井稼頭央の休養理由は病気じゃない?
西武ライオンズの松井稼頭央監督が休養を発表しましたが、病気が理由なのでしょうか?
松井稼頭央監督の休養の理由は、病気ではなく成績不振が原因ではないかと言われています。
監督就任初年度であった2023年は、リーグ5位という結果で、7月5日の73試合目で自力優勝が消滅しています。
そして2024年、西武ライオンズは開幕当初好スタートを切りましたが4月に7連敗、5月に8連敗を喫しリーグ最下位に低迷しています。
5月18日の39試合目ながら、自力でのリーグ優勝の可能性が消滅してしまいました…。
開幕39試合以下での自力優勝消滅は、22年日本ハムの33試合以来。チームとしては西鉄時代の41試合(50年、71年)を抜いた。
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/65057698dcb3af750cdc700610e861896ab20631
ペナントレースの序盤で自力優勝が消滅したため、その責任を取る形で休養に入ったと予想されます!
しかし、成績不振の原因が松井稼頭央監督だけの責任ではないという声もあります!
「チームがここまで低迷した理由は、果たして松井監督だけにあるのか。球団は交流戦前の監督交代でケジメをつけたつもりなのでしょうが、フロントも含めて責任を明確にする必要があると思います」
出典:https://www2.myjcom.jp/npb/column/20240528.shtml
西武ライオンズが不振に陥っている原因として以下が考えられます。
- 主力の流失が多い
- 戦力の上げるために獲得した選手が不振
詳しく見ていきましょう。
主力の流失が多い
西武ライオンズは、特に主力の流出が多いと野球界では有名となっています…。
SNS上では流出した選手だけで強力打線を組めると言われているほど、主力となっていた選手が流出しています。
ほぼほぼ流出だろうから、まーた西武ライオンズFA打線が強化されてしまうな
1. 中 秋山翔吾
2. 三 石毛宏典
3. 遊 松井稼頭央
4. 一 清原和博
5. 指 山川穂高 ←NEW
6. 二 浅村栄斗
7. 左 和田一浩
8. 右 森友哉
9. 捕 細川亨
その他野手
中島裕之、片岡易之、脇谷亮太、炭谷銀仁朗
※異論は認める— ぷーま@西武純正 (@phma_lions) November 14, 2023
これは長年の野球ファンであれば、超強力打線であることがわかります!
近年では2022年と2023年の2年連続で主力がFAで流出しています。
- 2022年:森友哉選手(現:オリックス)をFAで流出
- 2023年:山川穂高選手(現:ソフトバンク)をFAで流出
松井稼頭央監督は2022年に監督に就任しているので、主力であった森友哉選手が移籍した状況でのチーム作りをしなければなりませんでした。
2年目の2023年にも、チームで4番を打っていた山川穂高選手が移籍をした影響で、大きく戦力ダウンの中で指揮をしなければいけない状況でした。
主力が流出したことに対し、それを見合う補強ができていないことが原因ではないかと思われます!
戦力の上げるために獲得した選手が不振
2024年はFAでの流出した戦力を補うべく、アブレイユ選手・アギラー選手・コルデロ選手の助っ人を3人獲得してます!
投手のアブレイユ選手は2024年のチーム新守護神として、活躍しています!
しかし、野手のアギラー選手は右足の怪我で離脱、コルデロ選手は打率1割台と不振となっています…。
その為、打線の強化についてまだ結果に表れていないのが現状ですね…。
このように2つの原因から、チームが不振に陥っていると予想します!
その難しいチーム状況で、松井稼頭央監督が1年半指揮を執ってことを考えると大きな気苦労があったことがわかりますね…。
松井稼頭央の休養/実際は解任との噂について
松井稼頭央監督の休養について、実際は解任なのではないかと言われていますがどうなのでしょうか?
野球界では監督が休養=成績不振による責任を取るという意味なんだそうです!
野球界における監督休養は、成績不振の責任を取ったという意味だ
出典:中日スポーツ
休養の全てが成績不振という意味ではなく、病気などで指揮が執れない場合の休養もあります。
西武ライオンズから正式に解任とは発表されていませんが、実質の解任ではないかとも言われています。
松井稼頭央が休養から監督に復帰する可能性は?
現在は休養となっていますが、松井稼頭央監督が再び指揮を執ることはあるのでしょうか?
過去に休養をした監督はいましたが復帰をしたのは数少なく、殆どはそのまま退任となっているそうです。
過去に休養しそのまま退任となった監督は
- 岡田彰布:オリックス監督時に2012年9月に休養、そのまま退任
- 谷繁元信:中日監督時に2016年8月に休養、そのまま退任
- 高田繁:ヤクルト監督時に2010年5月に休養、そのまま退任
- 森脇浩司:オリックス監督時に2015年6月に休養、そのまま退任
過去を見てもわかる通り、休養をした監督はほとんど退任していることが見受けられます。
このように、松井稼頭央監督の復帰については可能性が低そうですね。
松井稼頭央の成績はどうだった?
松井稼頭央監督の成績はどうだったのでしょうか?
松井稼頭央監督は、2018年に現役引退後の翌年2019年に西武ライオンズの2軍監督に就任します!
2軍監督時代の成績を以下にまとめています。
イースタンリーグ | 試合 | 勝 | 敗 | 引分 | 順位 | 勝率 |
2019年 | 119 | 49 | 66 | 4 | 6 | .426 |
2020年 | 75 | 28 | 41 | 6 | 7 | .406 |
2021年 | 107 | 48 | 53 | 6 | 7 | .475 |
2021年に2軍監督は退任し、2022年から1軍ヘッド―コーチを担当となります!
2023年から辻発彦前監督に勇退の後任として、1軍監督に就任します!
1軍監督時代の成績は以下になります。
パリーグ | 試合 | 勝 | 敗 | 引分 | 順位 | 勝率 |
2023年 | 143 | 65 | 77 | 1 | 5 | .458 |
2024年 (2024年5月26日まで) | 45 | 15 | 30 | 6 | 6 | .333 |
松井稼頭央監督が1軍や2軍の成績を見る限り、難しい状況で指揮を執っていたのが伝わってきます…。
監督では苦労していた松井稼頭央監督ですが、現役時代はすごい選手だったんです!
松井稼頭央の現役時代はメジャーリーガー!
監督では苦労していた松井稼頭央監督ですが、現役時代はかなり結果を残した選手でした!
松井稼頭央監督は高校時代に投手として活躍しており、3年生時には大阪府大会決勝まで進んでいます。
その後1993年のドラフト会議で西武ライオンズから3位の指名を受け、その際は投手としてではなく野手としての指名でした!
プロ3年目の開幕からレギュラーを掴み、2003年まで西武ライオンズに在籍しタイトル獲得とパリーグ記録を残しています!
松井稼頭央監督の主なタイトルと記録は以下です。
タイトル
- 盗塁王 3回(1997年~1999年)
- 最多安打 2回(1999年、2002年)
記録
- 2002年:トリプルスリー(スイッチヒッターでは史上初)
- 2000年~2002年 3年連続打率3割20本塁打20盗塁(史上初)
- 1998年6月28日 初回先頭打者ランニングホームラン(パリーグ史上初)
など
松井稼頭央監督の選手時代の記録についてはこちら
2004年からメジャーリーグに挑戦し、ニューヨークメッツへの入団が決まります!
メッツ・ロッキーズ・アルトロズ・ロッキーズ(マイナー契約)と2004年から2010年の7年間に渡り、メジャーリーグの舞台で活躍します!
2011年から日本へ戻り、東北楽天ゴールデンイーグルスに2011年から2017年の7年間在籍し、自身初の日本一も経験しています!
2018年から15年振りに西武ライオンズへ選手とコーチの兼任として復帰をし、その年に現役引退をしています!
松井稼頭央監督の選手時代は、日本とメジャーリーグの両方で活躍しました!
松井稼頭央の休養に関する本人のコメントは?
松井稼頭央監督は、休養に関してコメントを残しているのでしょうか?
松井稼頭央監督は休養に関して球団を通じてコメントを残しています!
厳しい戦いが続いているなか、変わらず声援を送り続けてくださるライオンズファンの皆さまの期待に応えられず、大変申し訳なく思っております。何とか巻き返しを図ろうと、コーチや選手たちと共に戦ってまいりましたが、指揮をシーズン途中で渡辺GMに託すこととなりました。昨年からこのチームを率いて、選手たちの成長には手応えを感じていましたが、それを結果に繋げることができなかったのは、指揮官である私の責任です。
出典:https://www.seibulions.jp/news/detail/202400456429.html
2023年からチームが苦しい状況にあったので監督としても悩ましい日々だったと思います…。
休養が決まった5月26日の囲み取材の中で、選手たちにかけた最後の言葉について答えています!
「もちろん勝ちに結びつけることができなくて、そこは申し訳ないと話したし。一緒にやれて、もちろんもっとやりたかったですし。結果の世界なので、残りも含めてですね、頑張ってほしいということは伝えました」
出典:https://number.bunshun.jp/articles/-/861757?page=3
松井稼頭央監督の選手たちへの最後の言葉は、きっと心に刻まれたと思います!
松井稼頭央監督にとって休養は不本意な形かもしれません。
しかし、プロ野球の監督は結果が全てなので球団も今回の決断を下した理由もわかります。
苦しいチーム状況の中で約1年半指揮を執ってくれた松井稼頭央監督!
その感謝の思いもあって、球団は解任ではなく休養という判断をしたのかもしれませんね!
まとめ
この記事では
- 松井稼頭央の休養理由は病気じゃない?
- 松井稼頭央の休養/実際は解任との噂について
- 松井稼頭央の成績はどうだった?
- 松井稼頭央の休養に関する本人のコメントは?
についてまとめました!
ポイント
- 松井稼頭央監督の休養理由は病気ではなく、成績不振による休養であると考えられる。
- 松井稼頭央監督の解任の噂については、球団から正式に解任という発表はされていない。
- 松井稼頭央監督の成績は2軍監督を3年、1軍監督を約1年半務めたが、チーム状況もあって思ったような成績は残せていない。
- 松井稼頭央監督の休養に関するコメントは、球団を通じて発表している。
松井稼頭央監督には今はゆっくりと休養してもらい、またユニフォーム姿が見れる日を楽しみに待ちましょう!