パリオリンピック

オリンピックの聖火はいつから燃えてる?消えたらどうなるかについても調査




 

2024年7月24日、日本時間午前2時30分に開会されるパリオリンピック。

楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

様々な種目が行われるオリンピックでは、選手の活躍はもちろん、開会式の聖火点灯の瞬間もとても感動的ですよね。

今回は、オリンピックの聖火について見ていきましょう。

この記事では

  • オリンピックの聖火はいつから燃えている?
  • オリンピックの聖火が消えたらどうなる?
  • オリンピックの聖火が消えた大会はいつ?
  • オリンピックの聖火/トーチの仕組みとは?

についてまとめています。

オリンピックの聖火はいつから燃えている?

そもそもオリンピックの聖火はいつから燃えているのでしょう。

オリンピックの聖火が採火されるのは、開会式の数か月前です。

その後、聖火は聖火リレーによってオリンピック開催地まで届けられます。

聖火リレーにはスポーツ選手、有名人に加え一般人も参加でき、第一走者はギリシャの人物が、第二走者は開催国の人物がそれぞれ務めるのが慣例です。

今回のパリオリンピックでも、聖火リレーにてパリ市内の名所を通過するコースが組まれました。

また、かつては最終走者が階段等で聖火台へ上がりトーチから火を移すのが一般的でしたが、近年はスキージャンパーやアーチェリーの矢など趣向を凝らした点火方法となってきています。

 

オリンピックの聖火が消えたらどうなる?

オリンピックの聖火が消えたらどうなるのでしょうか?

聖火が万が一にも消えてしまったら、聖火とは別に保管されている火種から再点火します。

長い距離を運ばれてくる聖火なのでもし消えてしまったら…と心配になりますが、きちんと対応策があるのですね。

東京オリンピックの聖火リレーの際には、福島県飯館村で、聖火ランナーがトーチの火が消えたまま走っていた、ということがあったそうです。

走者同士がトーチで火を受け渡す際、周囲のスタッフらも含めて十分に点火の確認しなかったとのこと。

こういうこともあるのですね。

この他にも聖火が消えることは過去に何度かあり、珍しいことではないようです。

 

 

オリンピックの聖火が消えた大会はいつ?

実際に聖火が消えてしまった大会はいつでしょう。

聖火が消えた主な大会は下記のとおりです。

  • 1998年 長野冬季オリンピック→風やトーチの構造上の不備により消えた。
  • 2008年 北京オリンピック→競泳の北島康介さんに引き継がれる際消えた。
  • 2021年 東京オリンピック→聖火リレー初日、聖火が消えてしまうハプニングがあった。

もちろん消えないでほしいですが、風や天候の関係で消えてしまうのはしかたない気がしますね。

 

オリンピックの聖火/トーチの仕組みとは?

聖火を運ぶトーチはどのようなものなのでしょうか。

2020年東京オリンピック(実際に開催されたのは2021年)のために作られたトーチには以下のような特徴があります。

  • 雨でも風でも火が消えない
  • 気温が高くても低くても出る火の長さが変わらない

日経XTECHによると、これらを実現させるには高い技術が必要とのこと。

仕組みとしては、下から上へとガスを流して最上部で火を燃やすようになっているとのことです。

また、聖火にふさわしい赤々と長く鮮やかに延びる炎と、風雨に対する消えにくさを両立してほしいというのが東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の要請だったため、日本企業が持つ高い技術力を結集して炎の見た目と強さを両立したとのこと。

火が消えにくいだけではなく、見た目の美しさも追及しているところがすごいですよね。

今回のパリオリンピックで使われるトーチについては、フランス人デザイナーであるマチュー・ルアヌール氏にデザインにおける協力を依頼し、平等・水・平和を題材に用いたとのこと。

ユニークで光り輝く色が特徴的とのことです。

平等・水・平和の3つの題材には、それぞれこんな意味が込められているそうです。

  • 平等→オリンピックとパラリンピックを同じ情熱をもって開催することを意味する。
  • →水はパリ市内でも重要な役割を果たしている。

特にセーヌ川はパリとセーヌ・サン・ドニ県を結んでおり、来る競技大会の背骨と言える。

パリの象徴とも言えるセーヌ川をなくして競技大会を開催することはできないだろう。

  • 平和オリンピックとパラリンピックは、古代から平和の象徴として行われてきた。オリンピック聖火は、人々や国々に団結のメッセージを伝え、今日もそれが受け継がれている。

この平和への願いを表現するため、トーチには曲線や丸みのあるラインが施され、穏やかさに満ちたデザインに仕上がっている。

今回のパリオリンピックのトーチは、世界最大の鉄鋼会社であり、パリオリンピックのオフィシャルパートナーであるアルセロール・ミッタル社によって製造されるとのこと。

合計2000本のトーチが同社によって生産されますが、この数はこれまでのオリンピック・パラリンピック競技大会で生産された数の5分の1だそうです。

同社の専門知識と革新的な技術によって、パリ2024のトーチ製造におけるカーボンフットプリントの削減にも貢献しているとのことです。

 

 

まとめ

この記事では、

  • オリンピックの聖火はいつから燃えている?
  • オリンピックの聖火が消えたらどうなる?
  • オリンピックの聖火が消えた大会はいつ?
  • オリンピックの聖火/トーチの仕組みとは?

についてまとめました。

 

パリオリンピックで使用されたトーチの一部は何と日本製とのことでした!

非常に誇らしいですね!

選手の活躍と合わせて、オリンピックの聖火にも注目していきたいですね!

 

  • この記事を書いた人
フレンチぶる

おはる

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