紅麹による健康被害に揺れる小林製薬。
今回の紅麹に関する問題について、小林製薬はなぜわかったのでしょうか?
紅麹問題に関する発覚の経緯や、これまでの動向について時系列でまとめました。
この記事では
- 紅麹問題について小林製薬はなぜわかった?発覚の経緯について
- 紅麹問題に関する動向の時系列まとめ
について記載しています。
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紅麹問題について小林製薬はなぜわかった?発覚の経緯について
事態の収束が見えない紅麹問題。
紅麹に関する問題について、小林製薬はなぜわかったのでしょうか?
今回の発覚の経緯として、2024年1月中旬以降に、複数の医師から小林製薬宛に健康被害に関する照会があったことがきっかけとなります。
具体的には下記です。
- 2024年1月15日に最初の症例が報告され、サプリメントの摂取と腎疾患の関連が指摘される
- 2024年2月1日および27日にも、医師からカビ毒の「シトリニン」を含むのではないかとの照会が相次ぐ
医師からの報告・照会をうけて小林製薬が分析を開始することで問題が発覚したのですね。
紅麹問題に関する動向の時系列まとめ
紅麹問題に関する動向を時系列にまとめています。
時期 | 動向 |
2024年1月~2月 | 紅麹機能性表示食品摂取による死亡の発覚 1月中旬以降、小林製薬の機能性表示食品に関連した健康被害が報告される。報告を受け、同社は分析を開始。
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2024年2月上旬 | 紅麹機能性表示食品の分析 小林製薬はシトリニンを合成しない紅麹菌の株を使用しており、成分の分析からシトリニンは検出されない。
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2024年3月22日 | 問題の公表 健康被害の報告から2カ月以上経過した3月22日、小林製薬が問題を公表し、国や保健所に報告。
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2024年3月23日 ~ | 健康被害の原因究明の継続 健康被害の原因は現在も特定されておらず、紅麹菌に外部から入ったカビや細菌が関与している可能性が指摘される 製品回収の動き 小林製薬は問題がある可能性のある製品の自主回収を行い、その他の企業でも自主回収が相次ぐ。 安全性に関する専門家の見解 専門家は、小林製薬以外の紅麹製品や一般の紅麹の安全性に大きな問題はないと指摘。ただし、問題の原因究明が急務であるとも述べている
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2024年3月27日 | 大阪市 小林製薬に商品回収命じる行政処分 |
また、2024年3月27日にサプリを摂取した人の死亡について、新たに2名が公表されました。
これまでの死亡例は計4名になります(※3月28日時点)
まとめ
この記事では
- 紅麹問題について小林製薬はなぜわかった?発覚の経緯について
- 紅麹問題に関する動向の時系列まとめ
について記載しました。
一刻も早い真相究明と、安全性の確保が待たれます。