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ブレイキンオリンピックに反対・いらないの声はなぜ?採用理由やルールについても




2024年に開催される、パリオリンピックに、新しい競技として採用されたレイキン

 

「ブレイキンオリンピック」は、競技として受け入れるべきなのか、またどうして「ブレイキン」が、パリオリンピックの競技に採用されたのか?

 

さまざまな意見が交わされています。

 

なぜ、ブレイキンオリンピックが反対されているのでしょうか?

 

今回は、反対されている理由や、ルールなどについて、まとめました!

 

  • ブレイキンオリンピックが、反対されている理由3つ!
  • ブレイキンオリンピックが、採用された理由3つ!
  • ブレイキンオリンピックの、ルールや採点方法!

 

では、みていきましょう!

 

 

ブレイキンオリンピックに反対・いらないの声はなぜ?

 

ブレイキンオリンピックは、競技として採用するべきではないという、反対意見が取りあげられています。

なぜ、反対なのでしょうか?

 

 

主に、3つの理由があげられます。

  1. 伝統的スポーツ競技に取り入れるべきではない
  1. 勝敗を決めるのがむずかしい
  1. ダンスの芸術性、自由な表現が失われてしまう

 

 

伝統的スポーツ競技に取り入れるべきではない

オリンピックは、歴史ある伝統的なスポーツの祭典として、一般的に受け入れられてます。

サッカーや野球、アーチェリー、バスケットボールなど、ある一定のルールに沿って、勝敗を分けるスポーツ。

こういったスポーツが、今までのオリンピックで採用されてきました。

「ブレイキン」のように、芸術性の高いスポーツを、勝敗でわけて、順位づけするべきものなのか?という意見があります。

 

勝敗を決めるのがむずかしい

サッカーのように、ボールがゴールに入ったので1点。

水泳のように、1番早く着いたので1位。

ダンススポーツでは、目に見える勝敗の結果がわかりにくい、というような意見もありました。

世界規模で、大きなダンスイベントが開催されているので、競技として順位をつけることは可能です。

でも、「10点中○点」というように、審査員個人の判定に委ねられてしまうのが事実です。

オリンピックの場において、勝敗はもっと公平に決めるべき、という意見があります。

 

ダンスの芸術性、自由な表現が失われてしまう

ダンスは、音楽のリズムに合わせた、芸術的スポーツの1つ。

オリンピック競技に採用されることで、選手の自由な表現や独創性が、失われてしまうのでは?と心配されています。

採点基準に合わせたダンス。

そうなると、選手のもっているそれぞれの個性が、欠けてしまうのでは?という意見です。

高い点を獲得するために、ダンスの独自性も失われてしまう可能性があります。

 

 

以上、3つの理由が、「ブレイキン」はオリンピックにとり入れるべきではないという、反対派の意見です。

 

 

ブレイキンオリンピックの採用理由は?

 

ブレイキンオリンピックの採用について、賛成意見や反対意見、いろいろな意見が出ています。

2024年のパリオリンピックで「ブレイキン」が採用された背景は、そもそも何でしょうか?

 

 

理由は3つあげられます。

  1. 若い世代の関心をひくため
  1. オリンピック精神と合致
  1. フランスでのブーム

 

 

若い世代の関心をひくため

年々、若い世代のオリンピックに対する関心が、低くなっています。

野球の大谷翔平選手や、サッカーの三笘薫選手。

プロ野球やプロサッカー選手のほうが、よく知られていて、若い世代の人気も高いです。

「ブレイキン」のように、若い世代が興味をもっているスポーツ。

そのようなスポーツを採用することで、自然と、若者たちのオリンピックへの関心も高まっていきます。

 

オリンピック精神と合致

オリンピックは、世界各国の代表選手が集結して、公平に競うスポーツ。

体格や年齢の違いは多少ありますが、同じルールのもとで、競争に勝ちあがってきた選手たち。

やはり、公平で平等な立場で競い合うべきだ、という精神がオリンピックにはあります。

その点から考えると、人種や文化も関係なく、お金をかけなくても、平等に技術が向上できる「ブレイキン」は、オリンピックの精神と重なるところがあります。

 

フランスでのブーム

世界中で、ブレイクダンスの人口が増えている昨今。

フランスでもブレイキンの人気が高まっています。

開催国のフランスで、人気が高まっているという理由も、「ブレイキン」が採用された理由の1つのようです。

 

 

以上の理由が、「ブレイキンオリンピック」が新競技に採用された理由と背景です。

 

 

ブレイキンオリンピックのルールや採点方法は?

 

では、ブレイキンオリンピックのルールや採点方法は、どのようなものなのでしょうか?

 

 

ブレイキンは、4つの要素で構成されています。

トップロック立った状態で足のステップと上半身を組み合わせたダンスのスタイル。これはゴーダウン(床に落ちる動き)に移行する前の段階で行われ、ステップを用いたムーブメントが特徴です。
フットワークかがんだ状態で素早く足を動かしたり挑発的な振り付けのことで、フロアの上で両手を使いながら独自の脚さばきを披露します。
パワームーブブレイキンにおいて最もダイナミックでアクロバティックなムーブとトリックの数々のこと。上半身を主に使い、回転や跳躍を伴う技が多数存在します。代表的なものには背中や肩で回転するウィンドミルや、頭で回転するヘッドスピンがあります。これら高難易度の技は、ブレイキンの際立った見どころとされています。時折、フリーズと組み合わせたり、フリーズで締めくくったりすることも見受けられます。
フリーズトップロック、フットワーク、パワームーブなどの一連の流れから音に合わせて、自身の体の動きを数秒間停止するムーブで、逆立ちや肘・頭で身体を支える逆さまのポーズが特徴です。

(出典:https://www.joc.or.jp/sports/breaking/index.html)

 

 

2024パリ五輪のブレイキンオリンピックのルールは、こちらです!

  • 男女それぞれ、16名の選手が1対1の直接対決
  • 選手は、それぞれ自分の演技を披露して、相手はその演技に応じて返す
  • 9名のジャッジが採点
  • 「技術性」「多様性」「完成度」「独創性」「音楽性」5つの基準に基づいて採点
  • 審査中は、ジャッジがタブレットを使って、それぞれの基準を採点

 

まとめ

 

芸術的要素の高く、若い世代に支持されている「ブレイキン」

今回は、ブレイキンオリンピックに反対、いらないの声はなぜなのか?

について、以下のことをまとめました!!

 

 

【ブレイキンオリンピックが、反対されている理由3つ!】

  • 伝統的スポーツ競技に取り入れるべきではない
  • 勝敗を決めるのがむずかしい
  • ダンスの芸術性、自由な表現が失われてしまう

【ブレイキンオリンピックが、採用された理由3つ!】

  • 若い世代の関心をひくため
  • オリンピック精神と合致
  • フランスでのブーム

【ブレイキンオリンピックの、ルールや採点方法!】

 

 

 

新しく採用された「ブレイキンオリンピック」に、反対の意見もありますが、

何においても、新しいことについては、反対の意見がつきものです。

 

パリ五輪2024で話題になっている、新競技「ブレイキンオリンピック」

ルールや採点方法も、わかったところで、ブレイキンオリンピック日本代表選手の活躍もぜひ注目していきましょう!

 

  • この記事を書いた人
フレンチぶる

おはる

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